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コンセプト

-若者×芸術×交流-

If you have only one color,

you can see the one world.

Q.どうして若者なのか。

​A1.おもしろい発想が芽吹く土壌だから。

 型にはまる・型破り。「物事を極めるには、まず定まった型の習得から始めよ」とは師の言葉。

 では、新しいものを生む場は、どこにあるのでしょうか。

 多くの人や団体が各種芸能や文化の振興を図っているのは間違いありません。一定以上の評価を得るに至った時、大いに支えてくれます。裏返せば、その「一定」までは、自ら這い上がらねばなりません。それは実力だったり人脈だったりするものですが、なかなかに時間を要するものです。そのように時間を費やす中で、「一定」と見做されなかったアイデア・アプローチなどは、必ず「取るに足らない」ものでしょうか?

 『多く陽の光にさらされれば生長を続けたかもしれない芽に、土と太陽を』

 だからこそ、Freshという言葉で濁しました。歳の数にこだわりはありません。ただ、これまでに見たことのない人に見せたい・これまでにないようなことをしたい・これまでしてこなかったことをしたい……。そうした、Freshな心で文化・芸術を披露したいという『若者』を募集しています。

​A2.人数が揃わないとできないことが多いから。

 例えば、20才前後の若者だったら、お金を稼ぐのに必死で活動が満足にできないとか、少人数では費用負担ができないから大人数になりがちとか、そうして偏った活動に終始しがち。それでひらめきが埋没してしまうなんて、もったいない。

​ そういった意味でも、若者が飛び込める場所です。

Q.どうして芸術なのか。

A.場所と機会と人が不足しているから。

 このまつりの企画者たちの心中で感じていたことから始まりました。

 「最近の若い子って、自分の殻に入ったままやんなあ」

 これだけ聞けば、若者が気に食わないとすぐに文句を言うおじさんのよう。でも確かに感じていたことでした。それを裏付ける情報ソースもすぐに見つかりました。それも、現役大学生による調査から導き出されていたのですから、信ぴょう性も高いというもの。要約すると、興味のないものには近づかないし、自己の利益にならないものにも寄り付かない、ということでした。

 なるほど、「最近の新入社員は付き合いが悪い」も、思い込みじゃなかったんですね。

 これがどう芸術に絡むのでしょう。

 簡単な話、「自分がすでに興味のある範囲」の外へ関心を示さないのです。つまり、芸術に関わっている人自体が減っていなくとも、各ジャンルを超えた芸術際的な文化芸術の振興が起こりづらくなっているということです。例えば「あのバンドはあんまり好きじゃない」から「あのバンドのやっているジャンルはおもしろくない」となって、そのジャンルへの入り口は閉ざされてしまうといった具合です。

 当然、各個人には好き嫌いはあるでしょう。私たちはそれは否定しません。ただ、その好き嫌いは「型」を知っての好き嫌いでしょうか?特徴、魅力、ファンが評価しているところ、何にも知りもしないのに「嫌い」はほとんど食わず嫌いみたいなもの。視覚や聴覚で判断せず、しっかり頬張り、咀嚼して、嚥下したのちの風味まで味わってから、できればそれを「おいしい」と言う人の意見も聞いてから、判断して欲しいと思うのです。

 つまり芸術は、たくさんの人に触れられる場所も少なく、そうした機会もがあったとしても元来のファン以外に利用されることが少なく、そもそも創る人も味わう人も少ないという課題に直面しているのです。だからこそ、芸術を噛みしめる場があることに、意義があると考えます。

Q.どうして交流なのか。

A.表現に興味があるのだから。

 ここまでFreshとArtの説明を経て、交流するのが無駄だとお考えの方は、多分すでにあるご自身の才能にご満足されていることでしょう。

 自身の表現の可能性を探る中で、多くの表現に触れていくことは、可能性の開拓そのものでしょう。そうした意味で、何かの出し物をしてくださる参加者同士の情報交換、交友は芸術全般というくくりで見ても、発展的で生産的だと考えます。言わずもがな、観客側の視点でもそうでしょう。これまでに感じなかった何かを、初めて触れる文化・芸術から感じ取れるかもしれないのです。

 だからこそ強調したいのは、ただ出し物をするだけの芸術祭ではなく、お互いに見て・触れて・感じる芸術祭、あわよくばそれが何か、新しいものに結実する芸術祭に、Fresh Art Festival HANSHINがなることを期待します。

どんな「やりたい」でも受け入れて、挑戦できる

  • ​少人数でも参加しやすい参加条件

  • 1日単位で柔軟な利用に対応(ジャンルにより短時間上演を複数日なども可能)

  • 作品以外でも一般人向けワークショップなども歓迎

  • 遠方からの参加も歓迎

他への敬意と尊重があれば、だれでも参加できる

  • 他の参加者の観賞・鑑賞は実質無料

  • 年齢制限なし!(※未成年者は親権者の同意要)

  • 一人での参加も可能

  • 交流機会の提供と支援

自分の表現を知らしめて、今後の活動の糧にできる

  • 物販自由

  • ​委員会管理の宣伝媒体へは掲載無料(チラシも作成予定)

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